やわらか髪はシャンプーの見直しから。シャンプー選びのポイントをご紹介
髪がゴワゴワしてうまくまとまらない、
ボリュームが出すぎてスタイリングがきまらない…。
髪の毛が硬いと、そんなお悩みが絶えませんよね。
でも髪質は変えられるんです!おうちでできるセルフケアで、あこがれのやわらか髪をゲットしませんか。
なぜ髪の毛が硬くなってしまうの?
そもそも髪の毛の“硬い”“やわらかい”は何で変わってくるのでしょうか?
髪の毛の構造は外側からキューティクル(毛表皮)、コルテックス(毛皮質)、メデュラ(毛髄質)となっていて、一番外側にあるキューティクルが厚い髪ほど硬い髪質(剛毛)になり、キューティクルが薄い髪は柔らかい髪質になります。
つまり髪質の硬さはキューティクルの厚みで変わるのです。
この“キューティクルの厚み”。厚くなってしまう原因は次のようなものが考えられます。
①ドライヤーやアイロンなどによるダメージ
髪は熱にとても弱く、熱のダメージにより髪の毛のタンパク質が固まり、キューティクルにも悪影響が出てしまいます。
②食事
お肉など高たんぱくのものばかりを摂り過ぎるのは要注意。たんぱく質が髪の毛に良いとはいえ食べ過ぎはコルテックスを太らせる原因となり、髪の毛を太くしてしまいます。
③遺伝
家族からの遺伝が原因という場合もあります。
が、髪質は変えられます!あきらめずにセルフケアにトライしてみましょう。
まずはシャンプーの見直しから!
セルフケアでまず一番に大切なのは、シャンプーの見直しです。
これまで何気なくシャンプーを選んできませんでしたか?
では髪の毛をやわらかくしたい場合、どのようなシャンプーを選ぶのが良いのでしょうか?
次の3種類のシャンプーをキーワードとあわせてチェックしていきましょう。
シャンプー選びの際にはぜひ参考にしてみてください。
①保湿効果の高い成分が配合されているシャンプー
乾燥して固くなった剛毛をやわらかくするためには、しっかり保湿する必要があります。
<キーワード>
加水分解ケラチン、コメヌカエキス、バリン、ヒアルロン酸Na、ユズエキス
②天然オイルが配合されているシャンプー
植物由来のオイルは髪の表面を保護し、修復もしてくれるため、しなやかでツヤのある柔らかい髪になります。
<キーワード>
アルガンオイル、バオバブオイル、ホホバオイル
③洗浄成分がアミノ酸系でのシャンプー
アミノ酸系の洗浄成分は刺激が低く洗浄力も穏やかなので、適度に皮脂を残して、髪が乾燥しにくい頭皮環境にしてくれます。一方、洗浄力が強い”石けん系”や”高級アルコール系”の洗浄成分が含まれたシャンプーで洗うと、頭皮や髪の水分が失われやすく、ゴワついた剛毛になってしまいます。硬い髪の毛にお悩みの方には逆効果ですよね。
<キーワード>
ココアンホ◯◯、ココイル◯◯、ラウロイル◯◯
セルフケアはちょっとした心がけ
シャンプーの見直しができたら、他にもこんなケアをしてみてください。
ちょっとした心がけで、髪質は変えられますよ!
□髪へのダメージを減らす
ドライヤーやヘアアイロンを長い時間当てすぎない、設定温度を低くする、シャンプー前にブラッシングをしてシャンプーの泡立ちを良くするなど、ダメージを減らす工夫をしましょう。
□栄養バランスを整える
たんぱく質は髪の毛にとって大切ですが、だからと言ってお肉ばかり食べていては髪の毛は固くなってしまいます。魚や野菜などもしっかり摂取し、栄養のバランスを整えましょう。
□流さないトリートメントを使用する
シャンプー後に洗い流さないトリートメントでケアをすると、髪の毛の水分蒸発を防いだり、一本ずつコーティングして熱から守ってくれます。
このひと手間が、やわらかいさらさら髪へ近づけてくれるのですね。
どれもおうち時間でできる手軽なセルフケアですよね。
もうすぐ暑い夏。まとめ髪が楽しめる季節です。
やわらか髪をゲットして、いろいろなスタイリングにチャレンジしてみてください!
この記事に関連する商品