更年期は髪に現れる?!髪質の変化を感じた時の対策をご紹介
最近、髪質が変わってきたかも…。
年齢を重ねるにつれ、そんな風に感じたことはありませんか?
それもしかして、更年期による髪質の変化かもしれません。
でも大丈夫。更年期を避けることはできなくても、しっかりと対策法はありますよ!
年齢を感じさせない美しい髪の毛を目指しましょう。
更年期の髪質変化の原因はエストロゲン
更年期に感じる髪質の変化は、女性ホルモンの減少が関係しています。中でもエストロゲンという女性ホルモンには髪を成長させ保持する働きがあり、大きな影響を及ぼします。
30代になるとエストロゲンは徐々に減少し始め、髪もくせ毛のようにうねりが出はじめ、更年期を迎える40代~50代になると急激に低下し、髪のハリ・コシがなくなる、髪の毛が細くなる、髪がパサつくなど髪質の変化が顕著に。
さらに閉経後は、薄毛が目立ってくることもあります。
このような髪質の変化、身に覚えはありませんか?
更年期を原因とした髪質の変化は、女性ホルモン“エストロゲン”がキーとなりそうですね。
髪質変化には減少するエストロゲンを補う
エストロゲンとは代表的な女性ホルモンであり、肌や髪の潤いを守ったり、女性特有の丸みを帯びた体をつくる他、女性の健康を支える役割も果たします。
また、脳や自律神経にも働きかけるため、女性の心身に大きく影響するのが特徴です。
年齢を重ねるごとに減少してしまうこのエストロゲンですが、それを補ってくれる大きな柱はこの二つ、
①大豆イソフラボンの摂取
②規則正しい生活習慣
と言われています。
①大豆イソフラボンの摂取
大豆イソフラボンには、女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをする性質があります。そのため、減少してしまうエストロゲンを補うには非常に心強い栄養素です。
納豆やみそ汁、豆腐を筆頭に、大豆製品を積極的に摂取しましょう。
しかしもちろん、大豆製品だけを摂取していれば良いわけではありません。
更年期の様々なトラブルには、バランスの良い食事が大切です。
肉、魚はもちろん、ネギ、ゴボウ、バナナなどからオリゴ糖を摂取することや、食物繊維などで腸内環境を整えることも大切です。
②規則正しい生活習慣
生活習慣の中でも、まず大切なのが睡眠です。睡眠不足になると、自律神経のバランスが崩れ女性ホルモンにも悪い影響が。遅くとも12時には寝て7時間の睡眠を確保し、寝る前2時間は食べない、寝る直前のパソコンや携帯電話は控える、寝る前の熱いお風呂は控える、など、睡眠の質を上げるよう心がけてください。
また、ホルモンバランスが崩れることによって、心も疲れてしまいがちになります。
できるだけ運動をしたり、ショッピングや旅行に出かけるなど、脳を活性化させることも更年期対策には有効です。
ファッションやコスメなどのおしゃれに時間をかけるというのも、女性ならではのホルモン活性法ですね。
良好な頭皮環境を目指して
更年期による髪質の変化。まずは一番大切な“体の内側”からのアプローチをご紹介しましたが、もちろん毎日の頭皮ケアも手は抜けません。
ハリの減少や抜け毛は、頭皮の血行不良が招いている可能性大。
頭皮環境を良好にして、摂取した栄養素を髪の毛一本一本にしっかりと届けてあげましょう。
~良好な頭皮環境へ~
□毛穴をキレイに!
頭皮に汚れが残っているような状態や、皮脂が詰まっている状態ですと血行は悪くなる一方です。指の腹を使って、頭皮をマッサージするようにしっかりとシャンプーしましょう。
□頭皮にもマッサージを!
脚や背中をマッサージすることで、疲れが取れてスッキリしますよね。頭皮も同じように、マッサージしてあげることでやわらかい頭皮になり、血行が促進され、健康な状態になります。定期的なマッサージを心がけましょう。
更年期による髪質の変化、女性ホルモンが大きく影響していることがわかりましたね。
ちょっと髪質が変わってきたかも…?
そう感じたら、ご紹介した対策法をぜひお試しください。
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