冬だからって油断禁物！UVケアは季節を問わず意識して！

冬は陽射しも弱く、UVケアをしないで済むからラクチン！そんな風に考えていないですか？

その考え、実は大きな間違い！

冬だって降り注いでいる紫外線。しっかりと対策が必要なんです。

今回は、冬の紫外線について詳しくご紹介します。

冬にもUVケアしなければいけない理由！冬の紫外線も油断できない

紫外線には、UVAとUVBの２種類があります。

夏によく起こる、肌が赤くなるような日焼けをもたらすのはUVBで、

冬になるとUVBの量は真夏のピーク時と比べ約1/4に減るため、冬場は急激な日焼けをすることが少ないのです。

ですが気を付けなければいけないのが、UVA。
これまでUVAはUVBに比べて肌に与える影響が少ないと言われてきましたが、近年ではUVAこそが長期にわたって肌に影響を与え、深いシワやシミなどの原因となることがわかってきました。

そしてこのUVAは、冬場でも夏の半分程度は降り注いでいると言われています。

さらに覚えておきたいのが太陽の角度です。

夏の間は真上からの日差しですが、冬になると太陽の日差しは斜めから当たるようになります。

そのため額や鼻筋だけでなく、顔から首全体に紫外線を浴びやすくなるのです。

これが、冬でも紫外線に対して油断できない理由。

数か月後、数年後の肌に影響を与えるとは、ドキッとしますね。

冬でもUVに気をつけるべき生活シーン

では実際、私たちの冬の生活ではどんなシーンで気を付けるべきなのでしょうか。

□時刻は？

紫外線量は、朝7時ごろから少しずつ増えはじめ、朝９時には急増。正午前後にピークを迎えた後は、だんだんと減っていきますが、夕方になってもゼロにはならず、午後の遅い時間まで残っています。つまり紫外線が地表に届くのは、昼間だけではないのです。日焼け止めは日中の外出時だけでなく、朝の通勤時や夜の帰宅時も忘れずに塗るように心がけましょう。

□天候は？

もちろん、陽射しの出ている晴れた日が紫外線量は一番多いですが、曇りの日では晴れた日の６割強、雨の日でも晴れた日の約２割の紫外線が地表に届いていると言われています。

曇りや雨だからといって油断は禁物なのですね。

□場所は？

・家の中
UVAはガラスや窓などを通過しやすく、長時間お肌に浴びると表面のメラニン色素を増加させ、さらに真皮層にまで届き、弾力繊維やコラーゲンなどにダメージを与えます。うっかり油断しがちな家の中ですが、日焼け止めはもちろん、カーテンなどを使って上手なUVケアを心がけましょう。

・スキー場やゴルフ場

上から降り注ぐだけでなく紫外線が雪や芝に当たって反射するため、スキー場やゴルフ場では特に注意が必要です。念入りな日焼け止め、そしてゴーグルやサングラスの着用も必須です。

冬のUVケアは「保湿」がポイント

肌が乾燥すると、バリア機能が弱くなります。

そしてバリア機能が低下すると角質が乱れて、紫外線からの刺激に弱くなります。

つまり乾燥が激しいこの季節は、しっかりとした保湿も一つの“紫外線対策”であると言えるでしょう。

日常的な保湿ケアはもちろん、外出前には念入りに保湿をすることが大切です。

できれば化粧水だけでなくシート状のマスクを使い、たっぷりと潤いを与えましょう。

そしてその後に日焼け止めを塗ります。

とはいえ紫外線を100%カットできることはないので、お出かけ後の保湿ケア、美白ケアも忘れずに！

冬の紫外線がもたらす影響の大きさに驚いた方もいるのではないでしょうか。

数年後のお肌の為に今できること、季節を問わずしっかりとケアしていきたいですね。