なんとかしたい!アホ毛の原因と対策とは?
せっかくスタリングをキメたのに…なんとかしたい!
分け目や生え際からピンピンと立つあの“アホ毛”の存在に悩まされたことがある方は多いのではないでしょうか。
鏡を見るたびに気になって仕方ない、なんてこともありますよね。
今回はそんなアホ毛の原因から改善法、そしてお出かけ前のピンチを救う応急処置までをご紹介します。
アホ毛の正体は?
一言で“アホ毛”と言っても、その正体には3つの種類があります。
原因と併せて、一つずつ見てきましょう。
①生えかけの髪の毛
一日に100本は抜けると言われている私たちの髪の毛。
抜けた毛穴からは、また新たな髪の毛が生えてきます。この生え変わりを繰り返していれば、常に短い髪の毛が存在するのは当たり前ですよね。
そんな短い毛が、乾燥や摩擦、静電気によってピンと立ち上がり、アホ毛となってしまいます。
②ダメージを受けた髪の毛
カラーリングやパーマ、紫外線などでダメージを受けた髪は、キューティクルが剥がれやすくなります。すると髪表面がけば立ち、アホ毛になりやすくなるのです。また、ダメージを受けた髪は内部のたんぱく質が外に流れやすくなり、髪内部がスカスカに。内部がスカスカになった髪はちょっと引っ張っただけでも切れやすくなり、これもアホ毛の原因となります。
③つぶれた毛穴から生えた髪の毛
加齢や毛穴の皮脂づまりなどは、真円だった毛根が楕円形にさせてしまいます。
そんな“毛穴つぶれ”は、髪の毛を立たせてしまう原因に。さらに、つぶれた毛穴から生えた髪の毛はうねってしまいます。ピンと目立つ髪の毛が波打っていることがあるのは、そのせいなのですね。
生え変わりでの“アホ毛化”を防げ!
髪の毛の生え変わりが続く以上、短い毛を作らないことはできません。
でも、その短い毛の“アホ毛化”は、日頃のケアで防ぐことができます。
□頭皮や髪に潤いを与える
頭皮や髪が乾燥するとアホ毛が立ちやすくなりますので、保湿ケアが重要になります。
シャンプー剤は洗浄力の強いものは避け、刺激の少ないアミノ酸系シャンプーを使用しましょう。また、頭皮用の保湿ローションなどで潤いを与えると、髪がしっとりして落ち着きやすくなります。髪の毛はトリートメントやコンディショナーでこまめに保湿することが大切です。
□頭皮の毛穴づまりを解消する
毛穴の皮脂や汚れをしっかりと落とし、頭皮の毛穴づまりを解消させましょう。
シャンプー前の乾いた頭皮に植物油や頭皮用オイルをなじませることで、毛穴の皮脂や汚れが落ちやすくなります。また、同時に頭皮マッサージをして血行を促進させ、髪に栄養が届きやすくするのもオススメ。こうしたケアをすることで、しっかりとした髪が生えやすくなり、アホ毛対策になるのです。
□髪を傷ませない小まめなケア
アホ毛が出やすいのは髪が傷んでハリやコシがない証拠なので、髪を傷めないように常に心がけることが大切です。カラーリングやパーマをしている人は特に傷みやすいので、洗い流さないトリートメントなどで保湿・保護をしてください。髪表面のキューティクルを整えることで、髪にハリやコシが出てアホ毛が立ちにくくなります。
今すぐ何とかしたい!そんな時は?
日頃のケアで、アホ毛を作らせないことが一番ですが、それでも朝のスタイリング中や外出先での洗面所などで、鏡に映るアホ毛がどうしても気になってしまうことがありますよね。
そんな時の応急処置!ご紹介します。
□ワセリン&歯ブラシ
歯ブラシに少量のワセリンを塗って、気になるアホ毛をやさしくブラッシングするようにおさえます。塗りすぎには注意しながら、丁寧に塗るのがポイントです。
□ヘアスプレー&アルミホイル
アホ毛が気になる箇所にヘアスプレーをかけ、頭が覆えるくらいにカットしたアルミホイルを乗せ上から抑えるだけ。スタイリング全体がつぶれてしまわないように、ゆっくりと少しずつ抑えてみて下さい。
気になるアホ毛対策。まずは日常的なケアからぜひ初めて見てください。
アホ毛がなくなれば、スタイリングも満足のいくものになりますね!
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