白髪だけだと思ってない?30~40代から現れる「エイジング毛」とは?
これまでと同じようにケアしているのに、どうもうまくスタイリングできない…なんてことありませんか?
もしかしたらそれは、加齢による髪質の変化、“エイジング毛”が原因かもしれません。
白髪だけではないエイジング毛。
詳しく見ていきましょう。
どんなことが起こる?エイジング毛
年齢を重ねるにつれ肌のコンディションや見た目も変わってくるように、髪質にも変化が起こります。
そんな“エイジング毛”、代表的な白髪だけではなく、他にもいろいろな症状が。
こんな症状、思い当たるものはありませんか?
□うねり
□ペタンコになってしまう
□ハリコシがなくなった
□抜け毛が多くなった
□パサつきが気になりツヤがなくなってきた
□頭皮が硬くなり乾燥しやすい
では年齢を重ねることは、なぜ毛髪にまで影響を及ぼしてしまうのでしょうか?
加齢→毛髪への影響 その原因は?
年を重ねると髪質まで変わってしまう原因は、このようなものが考えられます。
ホルモンバランスの低下
髪には【成長期】【休止期】【後退期】というものが存在し、これを一定の周期で繰り返すことで髪の生え変えをしていますが、加齢と共にホルモンバランスが崩れることでこのサイクルが乱れがちになってしまいます。
この乱れがエイジング毛の原因に。
また女性ホルモンの中でも、【成長期】を持続させたり毛髪を発達させる働きがある『エストロゲン』が減少することで【休止期】の期間の割合が多くなり、ハリコシがなくなりペタンコになったり、薄毛や抜け毛が増えてしまうのです。
ダメージの積み重ね
日々浴びる紫外線やパーマ・カラーリングなどは、ダメージとなって積み重なっていきます。お肌は治癒力があり再生させていくことが出来るのですが、毛髪は死滅細胞なので1度傷んでしまったものに対しては治癒出来るものではありません。
そして少しずつ真皮内のコラーゲンが減少し、ハリのない薄っぺらい頭皮に。
薄っぺらい頭皮は、うねりの原因となります。
血行不良
年齢を重ねることで血管も老化し、血流が悪くなっていきます。
血流の悪化は頭皮の血行不良も引き起こし、頭皮がカチカチに硬くなってしまいます。
頭皮が硬いと栄養分が髪の毛まで十分に行きわたらず、ペタンコ髪のようなエイジング毛となってしまいます。
エイジング毛の改善策
残念ですが加齢は止められないもの。
でも、加齢→毛髪への影響、その症状や原因はわかりましたよね。
ということは、その原因に注目してしっかりと対策すれば、エイジング毛は改善されるのです。
先にご紹介した【ホルモンバランス・積み重なったダメージ・血行不良】をポイントとして、改善策をご紹介します。
□女性ホルモンを整えよ!
女性ホルモンを整えるには、まずは食事が第一。
タンパク質と脂質は女性ホルモンをつくる重要な栄養素なので、ダイエットなどで極端に減らしてしまわないようにしましょう。また、女性ホルモンと類似物質であるイソフラボンが大豆食品に多く含まれているので、豆腐や納豆などを積極的に摂取することをおすすめします。
□カラーやパーマのアフターケアを心がける
カラーリングやパーマをした後1週間くらいは、髪が傷みやすい状態になっています。特に濡れた髪はお互いにこすれ合ってキューティクルを傷めやすい状態です。濡れたまま放置せず、乾かすときにもゴシゴシとこすらないように気をつけましょう。
また、キューティクルケアのためにも、洗い流さないトリートメントは必ず使うようにしましょう。
□マッサージでやわらか頭皮に
カンタンな頭皮マッサージなら自分でもできます。
指の腹を使って、頭頂部→側頭部→後頭部の順で頭皮をマッサージ。
湯船につかっている時など、リラックスしながらのマッサージをおすすめします。
また、たまにはサロンでヘッドスパも良いですね!
ヘッドスパはフェイスラインのたるみ改善にもつながるので、ダブルのうれしい効果が得られます。
女性にとって、きれいに年を重ねられることはステキなことですよね。
加齢に逆らうことなく、できるところからセルフケア。 日々の積み重ねで、エイジングにも負けない美髪を手に入れましょう。
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