気になる髪の分け目。“ペタンコ分け目”を“ふんわり分け目”にするには?

気になる髪の分け目。“ペタンコ分け目”を“ふんわり分け目”にするには?

ボリューム感のない、ペタっとした分け目が気になったこと、ありませんか?
髪の分け目が目立つとどことなく老けた印象にもなってしまいますよね。

 

分け目が目立ってしまう原因は何なのでしょうか?

“ペタンコ分け目”の原因・対策と“ふんわり分け目”の作り方をご紹介します。

 

 

ペタンコ分け目の原因は?

ぱっくりと割れたペタンコ分け目。
なぜこのような分け目になってしまうのでしょうか?

 

まずはこちらの4大原因と対策をチェックしてみてください。

 

1.頭皮に負担がかかっている

いつも同じところで髪を分けていませんか?
分け目をいつも同じにしていたり、強く引っ張ることにより、頭皮に負担がかかり毛根が弱くなります。そして弱い毛根からはコシのない髪の毛が生え、ペタンコ分け目になってしまいます。
いつもとは違うヘアスタイルや分け目にしてみる、たまにはほどいた状態で過ごす、などをおすすめします。

 

2.頭皮環境が悪い

やさしく頭皮を洗い、しっかりとドライヤーをかけていますか?シャンプーの時に髪をこすったり、自然乾燥をしていると、頭皮環境が悪化してしまいます。

頭皮環境が悪いと髪の毛も弱ってしまい、一本一本に元気がなくなります。
そして、髪の毛の立ち上がりの悪さがペタンコ分け目を作ってしまうのです。

シャンプーは決してゴシゴシせずに、すぐに乾かすことも意識しましょう。

 

3.食生活の乱れ

コンビニの食事や外食ばかりでなく、しっかりと栄養バランスの取れた食事をとっていますか?

栄養に偏りがあると頭皮に栄養が行き渡らず、髪が細くなって弱々しい髪の毛になってしまいます。もう一度食生活を見直してみましょう。

 

4.紫外線

顔や腕などと同じように、髪の毛へも紫外線対策をしていますか?

紫外線は活性酸素を発生させることで、髪や肌にダメージを与え老化させてしまいます。

帽子や日傘を利用して、できる限り紫外線から髪の毛を守りましょう。

 

シャンプー選びも大切

頭皮への負担がペタンコ髪の一因ということは、毎日使っているシャンプーも非常に重要です。
頭皮への負担を軽減しながら、しっかりと汚れを落としてくれるシャンプーを選びましょう。

 

頭皮への負担が少ないシャンプー選びで注目するべきポイントは“界面活性剤”です。
シャンプーのボトルに、「水、〇〇、〇〇…」といろいろな成分が書かれていますが、多くの場合、この「水」の次に書かれているものが、界面活性剤、つまり汚れを落とすのに重要な役割を果たす成分を指します。

 

界面活性剤は、大きく①石油系 ②石鹸系 ③アミノ酸系 の3つに分類されますが、
この中でペタンコ分け目の改善にオススメなのは、アミノ酸系。
人体に影響の少ないアミノ酸からできているため、洗浄力は保ちつつも優しい洗い上がりになります。

 

こちらの成分がボトルの成分表にあれば、アミノ酸系シャンプーです。
シャンプー選びの参考にしてみてください。

 

・ココイルグルタミン酸Na
・ラウロイルグルタミン酸Na
・ラウロイルアラニンNa
・ココイルメチルアラニンNa
・ココイルアラニンTEA

 


スタイリングのテクニックで分け目をカバー

これまでご紹介した対策に加え、スタイリングでふんわり分け目を作ってみませんか?
ふんわり分け目を作るには、“ジグザグ分け”がおすすめです。

 

 

【ジグザグ分けのやり方】
1. コームを使って髪全体を後ろ方向に繰り返しとかす。
2. 後頭部から額に向かって、ジグザグにコームを動かして分け目を作る。
3. 分け目に沿って、髪の毛を左右に分ける。

 

トップからこめかみあたりまで扇形を描くように前髪を作る“フルバング”や、前髪を作らないロングヘア、“アップバング”もオススメです。

 

ペタンコ分け目にお悩みの方は、ぜひスタイリストさんと相談してみてください!