クレイ(泥)の力を借りて、美しい素肌を手に入れよう!
今、注目の美容成分「クレイ」。
これをつかってケアすることで肌の汚れを吸着し、美肌に近づくことができると言われています。
あなたのスキンケアにクレイを取り入れてみてはいかがでしょうか。
クレイとは何か、どんな効果が期待できるのか
クレイとは泥のこと、中でも豊富なミネラル分を含んだ泥を指します。
主な使い方は、肌に塗ってパックをします。
そうすることで、クレイの優れた吸着性を活かし、不要な角質・皮脂などを落とす効果があると言われています。
冬のごわつきがちな肌にクレイを上手に活用すれば、その後の化粧水や美容液の成分が肌に浸透しやすくなるかも。
難しい手順はありませんので、気になったらすぐにはじめてみましょう。
クレイの種類と選び方、ポイントはここ!
クレイを使ってみたいと思ったとき、どんな製品を選べばいいのか。
まずはクレイの種類に注目してみましょう。
クレイには主に下のような名称が書かれた商品が存在しています。
・海泥(グリーンクレイ)
海底から採取された泥で、ミネラル分が豊富。毛穴汚れが気になる人に最適。クレンジング力が強いので肌の強い人向きで、肌が弱い人は避けた方が無難。
・白泥(ホワイトクレイ)
古い角質や汚れを優しく取り除くマイルドな使い心地。比較的肌が弱い人にも向いている。
・ガスール
モロッコ産の泥。古くから石鹸のように使われてきたクレイで、低刺激なので敏感肌のひとでも使用できる。
・チャコールクレイ
ホワイトクレイとチャコール(炭)をブレンド。毛穴の汚れや古い角質を吸着する効果が期待できる。
・フレンチグリーン
酸化鉄と分解植物質によって緑がかって見えるクレイ。洗浄効果が高く、脂性肌・ニキビ肌に。
これらのクレイの使い方は、主にパック。
固形や粉状のクレイに水を加えて練ってつくったり、もとからペースト状になって販売しているものを肌にのせたりしてパックします。
固形や粉状の製品は、ペースト状のものと比べると、水を加えて練る工程がある分手間と時間が少々かかりますが、余計な成分が少なく泥本来の力を実感できます。
入浴剤としても使用でき、長期保存にも向くという面もありますので、まずは固形や粉状のものから試すことをオススメします。
クレイパックをするときはこの点に注意!
クレイパックをする際には、なめらかなペースト状になるまで水を少しずつ加え、肌が見えなくなるくらいの厚みの量を塗ります。
この後しっかりすすいで出てきた肌は、毛穴の汚れが落ちた、色白に見えるなど、変化に喜ばれる方も多いのではないでしょうか。
しかし、クレイを定期的につかうには注意点があります。それは、
絶対に肌をこすらないこと
いくら細かい泥の粒とはいえ、肌をこすってしまうと傷つけてしまうかもしれません。
目の周りは避けること
目の周りに塗るとすすぎ時に目に入ってしまい、眼球を傷つけるというトラブルも考え
られます。
完全に乾かさないこと
完全に乾かしてしまうと、肌の水分を吸収してしまいかゆみなど肌トラブルが生じる可能性があります。目安は10〜15分ほど、クレイがまだしっとりしている状態で洗い流すことをオススメします。
週に1〜2回程度の使用にすること
しっかりしたクレンジング力がありますので、つかいすぎはかえって肌を荒れさせてしまうかも。デイリーケアではなく、スペシャルケアとして取り入れましょう。
クレイパックは、顔はもちろん、身体にも使用できます。
以上の注意点に注意しながら上手にクレイを取り入れて、天然の美肌を目指していきましょう!