白髪を防ぐ食べ物とは? 美髪の為の食事を徹底解剖

白髪を防ぐ食べ物とは? 美髪の為の食事を徹底解剖

美しい髪の毛のために、毎日のシャンプーやサロンでのケアはとても大切。
でもその髪の毛、一本一本の栄養は十分に足りているでしょうか?

外側からのケアの前に、まずは体の内側から。
髪の毛のための“食事”について、見直してみませんか?

白髪の原因となる「NGな食べ物」

髪の毛も体の一部。

私たちが口にする食べ物によって栄養の摂取量は決まり、それは健康な髪の毛でいられるかどうかの大きな要素になってきます。

まずは白髪の原因となりうる、控えた方が良い食べ物を見ていきましょう。

<油が多く含まれているもの>
油を多く摂取すると、頭皮にも皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
その皮脂の分泌が頭皮の血行不良を引き起こし、栄養が潤滑に行き渡らず、健康な髪が生えにくくなります。

<糖分が多く含まれているもの>
糖分の多い食事は、髪の毛の成長に必要なビタミンやミネラルが不足しがちです。
このビタミンやミネラルの不足によって、抜け毛や薄毛を進行させてしまうとも言われています。

<アルコール類>
アルコールを過剰に摂取すると、体内で分解するために大量のビタミンB群を消費します。 このビタミンB群は新たな髪を生み出すために必要な栄養素なので、欠如してしまうと美しい髪の毛は生まれません。

白髪の増加につながる「NGな食生活」

美しい髪の毛を作るためにNGな食べ物をチェックしたら、次はNGな“食生活”。

美容にも健康にも、良くないとはわかっていながらもついやってしまうこんな食生活。
髪の毛にだって良くないのは当然です。

思い当たるものはありませんか?

<外食ばかり>

外食が続いてしまうと、栄養が偏りがちになるため栄養バランスが悪くなってしまいます。また、外食には動物性の脂肪が多く使われているため、カロリーや脂質が高い傾向が。脂質を過剰に摂取することで頭皮からも皮脂が過剰に分泌され、頭皮環境が悪化してしまいます。忙しい日々の中でも、バランスよく手作りの食事をとることも心がけましょう。

食べ過ぎ>
食べ過ぎることによって内臓脂肪の量が増加すると、悪玉ホルモンの働きが活発になり、血行不良や血圧の上昇を引き起こします。
血行不良は頭皮環境を悪化させる原因の一つなので、食べすぎには要注意です。

寝る前の食事>
髪の毛は寝ている間に作られるもの。
それは、血液によって栄養や酸素が送られることで作られています。
しかし、寝る前に食事を摂ると食べ物を消化するために胃に血液が集中してしまい、髪の毛を作るのに十分な量の栄養や酸素が頭皮まで運ばれません。
その結果、頭皮は栄養不足となるのです。
夜に食事をする際は、寝る3~4時間前には食事を終わらせるようにしましょう。

白髪予防におすすめの「3大栄養素」はコレ!

美しい髪の毛を作る上で欠かせない主な栄養素は、たんぱく質、ビタミン群、亜鉛の3つがあげられます。

NGな食べ物、食生活を避けながらこの3つの栄養素を積極的に摂取すれば、ベストな頭皮環境を作ることができますね!

●たんぱく質
髪の毛のコシやハリを産むのに必要なのが「たんぱく質」。人間の体を作るのに欠かせない栄養素のひとつと言われ、髪の毛は「ケラチン」と呼ばれるたんぱく質でできています。

お肉や納豆などの大豆食品、チーズなどの乳製品で摂取できます。

●ビタミン群
ビタミン群は頭皮の血液の循環を促したり、頭皮の乾燥を防ぎ、白髪や抜け毛などを防いでくれる栄養素です。特に、ビタミンAとEが良いとされ、ナッツやレモン・ライムなどの柑橘類に多く含まれます。

●亜鉛
髪の毛のたんぱく質である「ケラチン」の合成に欠かせない栄養素である「亜鉛」。亜鉛は体内で生成できない必須アミノ酸のひとつなので、食事で上手に取り入れるようにしましょう。代表的な食べ物は牡蠣やレバー。レモンをしぼった生牡蠣はビタミンも一緒に摂取できるため、より効果的ですね。

美しく健康な髪の毛には、毎日の食事が大きく影響することがわかりましたね。

ヘアケアにプラスして、体の内側からのアプローチ。
ぜひ取り入れてみてください!