シャンプー剤の化学合成成分って何?オーガニックシャンプーとの違いを徹底解説

シャンプー剤の化学合成成分って何?オーガニックシャンプーとの違いを徹底解説

毎日使っているシャンプー。

あなたはどんな条件で選んでいますか?

 

サラサラ感やまとまり具合、香り、価格…いろいろな条件があると思いますが、

その“成分”を気にしたことはあるでしょうか?

 

ここではそのシャンプーの“成分”に注目し、髪にも、そして体にも安心な、オーガニックシャンプーをご紹介します。

合成か天然か?界面活性剤の種類

シャンプーを選ぶとき、まず気になる成分が“界面活性剤”です。

 

界面活性剤とは、本来混ざらない油と水とを混ぜて、水だけでは落ちない油汚れを落とす役割をするもの。

頭皮の汚れも油なので、その油を洗い流す為のシャンプーには界面活性剤が必要です。

 

でも「合成界面活性剤」と言われるものは要注意。
石油を原料としていて発ガン性物質、環境ホルモンなどの有毒な成分が入っていると言われています。
シャンプーの成分表示に“〇〇硫酸塩〜”とあったら、それは石油系の合成界面活性剤です。

 

一方、オーガニックシャンプーに配合されているのは、「天然界面活性剤」といわれるもので、天然エッセンシャルオイルや天然植物オイルを使用したものです。

 

“アミノ酸系界面活性剤”とうたっているものや、成分表示に“ココイル〇〇、コミカド〇〇”とあるものがそれにあたり、頭皮や髪の毛、体にも優しい成分です。

 

オーガニック って何?

化粧品や食品などでもよく話題になる”オーガニック”。
最近よく耳にしますよね。

 

オーガニックとは有機栽培されたもののこと。
オーガニックシャンプーも同様に、有機栽培された植物を配合し、着色料や香料、石油系の化学合成成分などを使用していないシャンプーの事です。

 

香りづけも天然香料を使用したり、植物オイルを保湿成分として配合しているものが多く、頭皮や人体に刺激が少ないので、肌が弱い方やアトピー、敏感肌の方などにもよく選ばれています。

 

直接肌に触れるものや体内に取り込まれるものはやはり安心して使いたいものですよね。

健康志向が高まる現代、注目度もどんどんと高まり、今ではいろいろな種類のオーガニックシャンプーが市販されるようになりました。

シリコンは配合されている?

シャンプーの成分として、シリコンかノンシリコンか?というのも気になるところです。

 

シリコンとはヘアケアや化粧品に配合される「シリコンオイル」という、とろみのある油のようなもので、“○○メチコン”などという名前で成分表示されています。

 

シャンプーでは、痛んだ髪の表面をコーティングして、キューティクルの剥がれや切れ毛などを予防する役割として配合されていますが、このコーティング力が頭皮や皮膚に大きな影響を与えることも。

 

シリコンが肌に付着すると、その強力なコーティング力が毛穴を塞いでしまい、頭皮の場合は髪が生えにくく、肌の場合はニキビや吹き出物などの原因になると言われているのです。

 

この、シリコンが入っていないオーガニックシャンプーはたくさんあります。
“ノンシリコン”とボトルに表示されていればそれにあたるもの。

 

シャンプーを選ぶときにボトルをチェックしてみてください。

 

 


少し高価なイメージもあるオーガニックシャンプーですが、髪の毛や体への影響を

考えると、その価値にもうなずけますよね。

 

オーガニックライフの第一歩、シャンプーからはじめてみてはいかがでしょうか。