くすみのない明るい肌へ。この秋のくすみ対策

くすみのない明るい肌へ。この秋のくすみ対策

秋になると肌がくすみやすくなる…そんな声を聞いたことはありませんか?

肌のくすみ。確かに気になるけれど、季節なんて関係しているの?

そう感じる方も多いかもしれませんが、秋になると肌がくすんでしまう原因、たしかにあるんです。

本格的な秋を迎える今、“秋のくすみ”をしっかりと理解して、万全な対策をしておきましょう。

めざせ!規則正しいターンオーバー。シミやシワも改善へ

誰もが約6週間のサイクルで起きている“ターンオーバー”。

表皮の一番奥にある基底層から新しい皮膚細胞がつくられ、それが上へ上へと押し上げられて、肌の表面に出てきます。

やがて、それが垢や古い角質として剥がれ落ちて、新しい細胞と入れ替わっていく…この繰り返しが肌のターンオーバーのしくみです。

秋はこのターンオーバーのサイクルが乱れがちで、それがくすみの引き金になります。
いったいなぜでしょうか?

それは、夏に浴びた紫外線によるダメージを受けているからなんです。

紫外線によるダメージを受けた肌は必要な角質層を剥がしてしまい、ターンオーバーのサイクルを無理に早めてしまうそう。

しかもこのターンオーバーの乱れ、くすみだけでなく、シミやシワの原因になる女性にとってはやっかいな存在。

良質な睡眠や適度な運動など、デイリーでできるセルフケアはたくさんありますが、その中でも大切にしたいもの、それが“洗顔”です。

ポイントは、キレイに洗わなければいけない…。
でも、洗いすぎにも要注意!というところ。

■ クレンジングはしっかりと!

メイクを落とさず眠ってしまった…そんな経験ありませんか?

メイクで毛穴をふさいでしまうと、肌のターンオーバーを乱すことに繋がります。

毛穴から老廃物を排出できない肌は、どんどん厚くなりくすんでしまうので、必ずクレンジングをして眠るようにしましょう。

■ 肌に優しい洗顔料を

洗浄力や刺激が強すぎる洗顔料を使用すると、古い角質や汚れだけでなく、外部の細菌などから肌を守るバリアの役割を果たす皮脂や若い角質まで奪いとってしまうことになります。

このことによって正常な肌のターンオーバーが乱れ、皮脂の過剰分泌などが起こることになるのです。

使用している洗顔料やいつもの洗い方を見直してみるといいかもしれませんね。

“冷え”は美容の大敵!血流にも気を付けて

秋に感じる肌のくすみ、もう一つの原因は“血行不良”と言われています。

急激な気温の低下はもちろん、暑かった夏の習慣そのままに、つい湯船につからずにシャワーだけの生活を続けてしまうなど、実は秋には血流の悪化を促進してしまう要素が潜んでいます。

血行不良を起こさないためには、なんといっても日常的な心がけとセルフケアが大切!

そのポイントをここで押さえておきましょう。

①体を冷やさない

季節は秋…とはいえ、外出先やオフィスなどの空調で寒い思いをした経験、ありますよね?
カーディガンやブランケットなどを利用して、体を冷えから守ってあげてください。

②しっかりと入浴をする

面倒だから今日はシャワーで…そんな日が続いてはいませんか?

シャワーでも体は温まった感じはしますが、体の芯からしっかりと温まることができるのはやはり入浴。

疲れも取れてお肌にも良い、とくれば、入浴は良いことだらけですね。

③適度な運動を

一日の多くの時間を、座ったままのパソコン作業などで過ごしていませんか?

定期的に立ち上がって体を動かすことを意識してみたり、時間のある時には適度な運動も必要です。

④セルフマッサージも効果的

こめかみ部分と目の下に指を置き、心地よいくらいの圧をかけて押していきます。
あまり強く押しすぎると、肌を傷つけてしまう要因になるので、注意してくださいね。

野菜、お肉、お魚…。食事によるくすみ対策も大切

くすみの解消には、もちろん食事からのアプローチも効果大!

肌の潤いを保つ効果のあるビタミンAや、代謝を助けるビタミンE、タンパク質が有効です。

ビタミンAはコマツナやニンジン。
ビタミンEはカボチャやアボカドなどに多く含まれています。
そしてタンパク質は、牛肉やマグロで多く摂取できますね。

いかがでしたか?
ちょっとお疲れ気味の秋の肌。

やさしいセルフケアで、きっと肌も喜ぶはずです。

くすみ知らずの明るい秋をお過ごしください。