シャンプー選びから洗い方まで。シャンプーのいい香りが持続する方法
ふわっとシャンプーいい香りが、髪から香ると、清潔感を感じさせるもの。
そんな香りに、男性は弱いと聞きます。
しかし、ムシ暑くなってくると、シャンプーの香りどころか、汗や皮脂が混じったような独特の臭いが髪から漂ってくるような気がしませんか?
そこで、どうしたら、シャンプーのいい香りを持続させられるのか、調べてみました。
シャンプーのいい香りが長続きしないワケ
髪を洗っているときには、シャンプーのいい香りが楽しめるのに、気づいたら、その香りはどこへやら・・・。
シャンプーの香りが持続しないのには、次のような理由があります。
それは髪にダメージがあること。
髪の表面にはキューティクルがあり、このキューティクルが髪の水分や栄養を保持し、外部からの刺激を守る働きをしています。
しかし、キューティクルが傷んでいると、髪を洗ったときにキューティクルに入ってくるシャンプーの香り成分も、逃がしてしまうことに。
また、頭皮に汚れや皮脂が詰まっていると、シャンプーの香りどころか、汚れや皮脂のいやな匂いがしてしまうのです。
シャンプーの香りを持続させるには、こうしたマイナス要因を取り払うことがポイントです。
髪のダメージを補修して、頭皮の汚れや皮脂をしっかりと洗い流すこと。そのためには、髪の洗い方が重要になってきます。
香りを持続するには、洗い方にコツがある!
髪を洗う際は、まず、簡単にブラッシングを行います。
外出時など日中に髪についた埃や汚れを落とす役目を果たします。
ブラッシングをすることで、髪のからまりを直すこともできます。
髪がからまったまま洗うと、摩擦によって髪へのダメージを与えることになるため、髪をある程度ブラッシングでほぐし、1本1本を洗いやすくするのです。
シャンプーをする前に、さっとお湯で髪を流します。
熱すぎるお湯では、髪を傷めてしまうため、ぬるま湯で流します。
実はブラッシングと髪を流すだけで、髪についた汚れの多くを洗い流すことができるのです。
その後、シャンプーをよく泡立てて、頭皮をマッサージするように洗っていきます。
なぜなら、匂いの原因は、髪ではなく、頭皮に詰まった汚れや皮脂であることが多いからです。
指の腹を使って、皮脂を取り除くようなイメージで洗っていきます。
そして、すすぐときは、洗い残しがないように、よくすすぎます。洗い流す時間の目安は、シャンプーで洗う時間の3倍を意識して洗い流しましょう。
シャンプー、トリートメントは同じ香りで統一
シャンプーの後、トリートメントやコンディショナーを使っている人も多いでしょう。香りを持続させるには、同じ香りのシリーズを使うことがポイントです。
違う香りのものを使うと、それぞれの香りが、ぼんやりしてしまう可能性があるため、いい香りを持続させたい場合は、香りも統一します。
トリートメントやコンディショナーは、髪のキューティクルを整える働きがあるため、香りを持続させるためには、ぜひ使いたいもの。
しかし、使うさいは、頭皮は避け、髪につけていきましょう。頭皮に残っていると、べたつきやいやな匂いの原因になりかねません。
低温で、ドライヤーでしっかり乾かす
洗い終わったら、タオルドライをして、ドライヤーを使ってよく乾かします。
シャンプーの香りは、空気に触れることで、効果を発揮しやすくなります。また、低温で乾かすことも、いい香りを持続させるポイントです。
高温でドライヤーをかけると、髪のキューティクルが傷みやすく、髪が乾燥して、香り成分が、逃げてしまいがちです。
ですから、低温で乾かし、髪の毛の根本からしっかり乾かしていくことが大事です。
夏場は、ドライヤーを使わず、自然乾燥をする人も多いかもしれません。しかし、それでは生乾きのまま、寝てしまうことも。生乾きのままだと、いやな臭いの原因になりかねませんから、ドライヤーで乾かすことがおすすめです。
最後に、香りを重視するならば、やはり、シャンプー選びも重要です。
美容院で使われているような業務用のシャンプーは、いい香りが持続しすいものです。
ドラッグストアで手に入るシャンプーでも、香りのよさをうたったシャンプーは数多くあります。
もちろん、好きな香りかどうかも重要です。自分の髪の香りを最もかぐのは、自分です。好きな香りのシャンプーで、香りが長続きするとなれば、ご機嫌でいられる時間も長くなりそうです。
ぜひハッピーになれる香りのシャンプーを見つけてみてください!