毛穴レスでツルツルな美肌を目指すなら、スキンケアの基本は洗顔!
鼻の周りなど毛穴の黒ずみが気になりませんか?
美肌というと、毛穴の黒ずみが目立たない、「毛穴レス」でツルツルのお肌をイメージするもの。
では、どうしたら、毛穴の黒ずみまでスッキリきれいにできるのでしょうか。
スキンケアのコツは、ズバリ洗顔にあります。
毛穴に汚れをためないことが、毛穴レスな美肌を保つための鉄則です。
そこで毛穴の汚れを落とすために効果的な洗顔法についてご紹介します。
そもそも毛穴の黒ずみはなぜできる?
美肌と対極にある、毛穴の黒ずみ。この黒ずみはそもそもなぜできるのでしょうか?
その原因は、毛穴に詰まった「角詮」です。
角詮とは、肌のターンオーバーといわれる新陳代謝が乱れ、古くなった角質が肌に残り、それが毛穴に詰まってできたもの。
角詮は、タンパク質だといわれていますが、体でいえば、いわば、アカのようなものです。
通常なら自然と剥がれ落ちるものが、肌の状態が悪いと、肌表面に留まって、毛穴に詰まってしまうのです。
さらに、この角詮が皮脂や汚れと混ざって空気に触れると、肌の酸化が起こります。
それがブツブツと黒くなった毛穴の黒ずみなのです。
毛穴が気になるなら、洗顔を見直して
毛穴の黒ずみがある状態では、美白や美肌に向けて努力しても、なかなか肌の印象は変わらないかもしれません。
毛穴の黒ずみをケアしていくことで、肌はワントーン明るく、美しくなることでしょう。
そのために見直したいのが洗顔です。
洗顔の際に、特に意識したいのが、毛穴が目立ちやすいTゾーン。
皮脂の分泌がさかんであることから、おでこから鼻にかけた、Tゾーンは特に丁寧に汚れを落としたいものです。
泡洗顔で、肌への摩擦は控えめに
毛穴の黒ずみを落とすために、強くごしごしと洗いすぎるのは、かえって肌にダメージを与えかねないため、泡洗顔で、泡で毛穴の中までやさしく洗って汚れを落とすことが理想的です。
洗顔料を選ぶときは、泡立ちがいいものや、泡で出てくるものを選ぶといいでしょう。
そして、手の平に適量をのせたら、よく泡立てて、泡でマッサージするように、毛穴が気になる部分を洗います。
よく洗ったら、すすぎ残しがないように落とします。
このとき、手際よく、肌に負担がかからないように、ぬるま湯などで落とすと効果的です。
また洗い終わった後も、肌への刺激を抑えるために、タオルで濡れた部分を軽く押さえるように、拭き取ります。
毛穴ケアに効果的な洗顔料でスペシャルケア
泡洗顔のほかにも、毛穴ケアに適した洗顔料がいろいろと登場しています。
例えば、酵素パウダーです。
酵素パウダーは、酵素の働きで、古い角質や角詮が落としやすくなるメリットがあります。
さまざまな種類の酵素を使った洗顔料があります。
毛穴の汚れが気になる場合は、皮脂分解酵素「リパーゼ」が含まれた洗顔料がおすすめです。
皮脂汚れをすっきり落としてくれるので、毛穴の黒ずみや詰まりを予防できます。
ほかにも、ツブツブの粒子が入った、スクラブ洗顔も毛穴ケアには効果的です。
ただ、肌への刺激となるため、週に1度程度のスペシャルケアとして使うのがおすすめです。
また、天然の泥成分から作られたクレイパックも、毛穴ケアに、ぜひ試していただきたいものの1つです。
クレイパックは、顔全体にパックのように塗ることで、細かな粒子が毛穴の奥まで浸透し、洗顔では落としきれない毛穴の汚れまですっきり落とすことができます。クレイならではの吸収力、吸着力で、汚れを吸い取る力が高いため、毛穴の黒ずみに効果を発揮します。
それに、天然の成分を使っているため、肌にやさしく、美肌効果も期待できます。
このほかにも、ピーリング効果のある洗顔せっけんや、濃密な炭酸泡で古い角質を取り除く炭酸洗顔料などもあります。
毛穴や肌の状態を見ながら、ベストな洗顔料を見つけていきましょう。
泡立てネットや洗顔ブラシなどのアイテムも
洗顔時に使うための、泡立てネットや小鼻を洗うための洗顔ブラシなども、市販されています。こうしたグッズを取り入れることでも、より効果的な毛穴ケアができるでしょう。
とはいえ、何事も、やりすぎは御法度ですので、肌への刺激になりすぎないように、ほどほどに。きれいな毛穴を保つためには、毎日、朝晩の洗顔が基本になります。
夜、帰宅後にクレンジングと洗顔で、1日の汚れをその日のうちに落とすこと。そして、朝は朝で、夜寝ているうちに汗や皮脂を分泌しているので、これらを洗顔によって落とすことが大切です。
毛穴の黒ずみが改善されてくると、素肌が明るく、美しく感じられることでしょう。