頭皮の匂い、大丈夫? 今すぐ始めたい 女性のための頭皮ケア

頭皮の匂い、大丈夫? 今すぐ始めたい 女性のための頭皮ケア

すれ違った時に、髪からシャンプーのいい香りがふわっと香ると、清潔感を感じるもの。

ところが、夏が近づくにつれ、暑くなってくると、頭皮も汗をかいて、なんともいえない独特の匂いがしてしまうことも。

また、年齢を重ねるにつれて、頭皮の匂いが気になってきたという女性もいるでしょう。

そこで今回は、頭の匂いを防ぐために、大事にしたい頭皮ケアについて解説します。

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頭皮には、Tゾーンの2倍の皮脂腺がある

 

頭皮の匂いが気になるのは、男性だけではなく、女性も同じこと。加齢臭といわれるように、年齢と共に、頭の匂いが気になるようになった人もいるでしょう。

枕カバーの匂いをかいでみると、独特のいや~な匂いがしませんか? 暑くなってくると、汗をかく量も増え、ますます匂いが気になるようになります。

頭皮の匂いの原因は、皮脂や汚れに、雑菌が繁殖するためです。

実は、頭皮には、額から鼻筋にかけての「Tゾーン」の2倍もの皮脂腺があるといわれています。

さらに頭皮の匂いの元となるのが、フケの存在です。

フケは頭皮の乾燥や、食生活の乱れ、ストレスなどによって増えてしまいます。頭皮には毛穴がたくさんありますが、毛穴にフケや汗、皮脂が詰まってしまうのも匂いの元になります。

女性の頭皮の皮脂の量は男性の1.4

頭の匂いというと、男性の枕の匂いを連想しがちですが、実は、女性の頭皮の皮脂量は、男性の1.4倍といわれており、女性の頭皮こそ、要注意なのです。

女性の場合、男性よりも髪が長いことで、皮脂が増えやすい状態にあることも影響しているのかもしれません。

髪の毛におおわれているがために、一度汗をかいたら、ムレやすく、匂いがこもりがちになってしまいます。

【頭皮ケアの基本①】毎日のシャンプー

では、頭皮の匂いを抑えるには、どんなことが有効なのでしょうか?

それはズバリ、毎日のシャンプーで、しっかりと頭皮の汚れや皮脂を洗い流すこと。これに限ります。

ヘアコロンやヘアスプレーなどで、髪に香りをつける方法もありますが、これでは匂いの元に蓋をしているだけで、根本的な解決になりません。匂い対策は、匂いの元から断ち切ることがポイントです。

シャンプーをするときは、頭皮の汚れや皮脂を洗い流すために、指の腹を使って、まんべんなく、シャンプーの洗浄成分が行き渡るように、頭皮をマッサージしながら、洗いましょう。

すすぐときは、地肌までシャワーで洗い流すように意識して、洗い残しがないように、十分にすすぎます。

特に夏場で、汗をよくかいて、頭皮がべたつくようなときは、2度洗いするのもおすすめです。

整髪剤やクリームなどを付けている人は、これらの成分が残っていることでも、フケの原因になるため、しっかりと洗い流しましょう。

ここで注意したいのは、どんなシャンプーを使うかです。

洗浄力が強すぎて、頭皮に負担がかかるようなシャンプーは避けたいものです。

もちろん、皮脂や汚れを落としやすいシャンプーは大事なのですが、あまり肌に合わないような強すぎるものを使うと、かえって頭皮に負担がかかってしまいます。

肌のバリア機能が下がり、肌を守ろうとして、余計に皮脂を分泌してしまいます。これは頭皮に限らず、肌全体に共通していえることです。

【頭皮ケアの基本②】寝るときは、しっかりと乾かしてから寝る

 

髪を洗うときの温度にもコツがあります。ぬるま湯といわれるような温度が理想的です。熱すぎる温度では、頭皮への刺激になるからです。

 

シャンプーの後は、ドライヤーを使って、地肌までしっかりと乾かします。頭皮や髪に水分が残っていることにより、雑菌が繁殖しやすくなり、フケの原因にもなるからです。

タオルドライ派の人も、髪が乾いてから眠りにつくことです。

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頭皮ケアのためには、スカルプケア専用のシャンプーを使うのもおすすめ

 

ほかにも皮脂の過剰な分泌を抑えるために、脂っこい食事を控えたり、ほどよく運動をして、ストレスをためず、睡眠時間を確保することも大切です。

さらに、頭皮ケアのために、できることというと、スカルプケア専用のシャンプーなどを使ってみるのもいいでしょう。

頭皮の汚れを落としやすくするために、ジェルタイプのものなどがあります。皮脂や汚れが落としやすいため、頭皮の匂い対策におすすめです。

フケが気になる人は、フケの原因菌を抑えるようなシャンプーもありますので、そうしたシャンプーを試してみるのもいいでしょう。

匂いが特に気になる夏場こそ、いつもよりも念入りに頭皮ケアをして、すっきり爽やかな髪でいたいものです。